知らないモノを見つけたり、探求することが大好きで、世界を旅する中で日本の本質的な美しさに気づくようになりました。

それは我々が日本人としてのアイデンティティに誇りを感じる理由であり、メイドインジャパンの価値を世界に広めたいという強い想いに繋がっています。

日本の文化や伝統を次世代へと繋いでいくことは、我々の責任であり使命です。人生は一度限りで、我々が持てる時間は有限です。その中で、日々の生活は仕事ややらなければならないことで溢れています。

その中に必ずある'余白'をどのように過ごすかが人生を豊かにするか否かを左右します。その'余白'をどう過ごすかを追求し、探究し続けることが重要なのです。

日本の繊維業界において、生産背景を維持・拡大し、若者の参入と挑戦の機会の創出を目指しています。

日本の生産背景は優れた品質だけでなく、新たな才能の育成や独自の技術の発展にも不可欠です。生産現場の魅力を広め、収益性を高めることで、若者が自らのキャリアとして生産現場を選ぶ動機を高めます。

若い世代が新たな技術やアイデアを生み出し可能性を追求できるよう支援し、彼らに日本のモノづくりの未来を担う責任を伝え、広めていきます。

"デザインする"という行為を、単に物を作り出す行為そのものではなく、そのプロセス、それに至るまでの思考の過程、アイデアが形になるまでの軌跡だと考えています。

このプロジェクトは、自分の持つデザインという概念と伝統的なモノづくりの原点が交差する場所だと感じています。

かつての職人たちが目指したような、手作業でのクラフトマンシップと現代の価値観を未来に繋ぐ。そんな役割を果たしたいと思っています。